希望するホームの順番待ちの間 短期間だけ入所できる施設
2016/04/16
人気のある老人ホームは、どこも順番待ちですよね。でも、空きがでるまで待っていられない場合も出てきます。
そんなとき、諦めてあまり行きたくないホームに行くしかないのでしょうか?
また、入居した後に気の合わない人がいたり、自分のペースで生活したい人はどうしたらよいのでしょうか?
入りたい施設に空きがでるまで短期間だけ入居したい
最近では、1ヶ月や1年単位で入居できる「ミドルステイ」のプランを用意している施設があります。月単位や年単位の場合、一時入居金を払うことなく月額利用料だけで入居できるので、施設を変わるかもしれないと思っている人も利用すると良いでしょう。
ホームの生活がどのようなものなのかを体験する意味でも利用できます。
始めて選んだ老人ホームに一生住み続けることができれば良いのですが、中にはホームを転々とする人も多く、なかなか終の棲家が決まらない場合もあります。
まずは、自分が選んだホームに、「ミドルステイ」があるかどうか訪ねてみるか、「ミドルステイ」がある施設を探してみてください。
気の合わない人がいる
どこに居ても気の合う人合わない人がいるものです。気の合わない人がいる場合、まずはホーム側にきちんと相談し、ホームに解決を打診してみます。また、サークルなどがある場合、なるべく会わないようにホーム側にサポートを頼みます。
入所前から心配な場合は、「ミドルステイ」などでまずはホームの人間関係を体験してから決めると安心です。
自分のペースで生活したい
介護型の場合、食事や入浴など時間が決められていることが多く、時間に囚われることなく自分のペースで生活したい人は、住宅型老人ホームを選ぶとよいでしょう。
ただし、住宅型老人ホームの場合、施設に介護のサポートはありませんので、サポートは外部から来てもらうことになります。地域包括支援センターなどに連絡し、ケアマネージャーに介護のプランを立ててもらい、生活の支援などはヘルパーさんを頼みます。また、訪問看護ステーションの看護師やリハビリ療法士に訪問看護を依頼します。
訪問介護の場合、比較的自分の希望時間に沿った形でサポートを受けることができます。
施設を選ぶとき、介護型か住宅型かよく考えてから決めると良いですね。