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みんなの介護

月額23万円の老人ホームの費用が33万円と10万円も上回ってしまった例

   

サ高住にしろ住宅型・介護型有料老人ホームにしろ、最近はその数がどんどん増え、一時入居金や月額費用が安くなり、以前より入りやすい傾向にあります。

老人ホームの数の推移
厚生労働省資料より

入りやすくなったとは言え、入居後思ったよりお金がかかってしまったと言う悩みも少なくありません。

老人ホームの費用は、月額で決まった金額のほか、どれほどかかるのか?入ってみなければ見えてこないこともありますよね。

老人ホームの追加料金を甘く見ていると思ったより多くかかり、大変な思いをすることもあるようです。

今回は、日本経済新聞に掲載されていた例でご紹介します。

90歳の母親の有料老人の費用が想定より10万円超過

90歳の母親は、入居時要介護2でした。

母親の入居したホームの月額費用は、家賃、食費、身辺介助サービス(通院の送り迎えなど)を入れて約23万円でした。

要介護2の介護保険は1割負担で2万円、その他レクレーション代を入れても、28万円で収まるだろうと予測していました。

しかし、半年ほど経った請求額は、33万円ほど。

毎月10万円の超過は思ってもいない出費でした。

では、なぜ、10万円もかさんでしまったのでしょうか。

超過した10万円の内容とは

見込み違いが起きた主な原因は、介護サービス費でした。

母親は、老人ホームに入居してから歩く機会が少なくなり、足腰が弱ったせいで夜中のトイレに間に合わず、粗相をすることが増えました。

  • 紙おむつを付けるようになった
  • 標準の紙おむつより少しグレードの高い紙おむつにした
  • 週に2回のシーツ交換(基準)を超えた分は自己負担
  • 通院の送り迎えは無料だが、待合室や診察への立ち合いなどの「院内介助サービス」を受けた。待ち時間が長いほど費用がかさんだ
  • 母親は和菓子が好きでしばしば買い物代行を頼んでいた(買い物代行は1回1000円)

(※私の母の例ですが、入浴は週に2回までは月額費用に含まれてましたが、3回目から有料(1回500円)になりました。追加料金はホームにより違います。)

上記のような介護サービスが知らないうちにかさんで、請求額が月額費用の10万円超過となったようです。

これら、月額費用の他かかる追加負担の金額は、ホームや施設によって本当に様々です。

入居の際に、よく確認し、どこまでのサービスを受けるかで最終的にかかる費用を想定しておくことが大切です。

追加負担の例

一般的な介護付有料老人ホームの「月額費用に含まれないサービス」一覧です。(※個人の希望によっても受けるサービスが異なります)

老人ホーム 介護

標準サービス 追加負担サービス
身辺介助
(見守り・食事・入浴など)
入浴など規定を超えると有料
居室の清掃
(週2回など)
規定を超えると有料
洗濯(週3回) 規定を超えると有料
シーツ交換(週2回) 3回目以降有料(1回700円)
紙おむつ 実費
レクレーション 材料費など実費
理容代 実費
買い物代行 1回1000円(交通費は実費)
役所の各手続 1時間1500円(交通費は実費)
通院の送迎 〇 
院内介助 1時間1500円(交通費は実費)
外出付き添い 1時間1500円(交通費は実費)

確実な予算を把握するためには

このような事態を防ぐためには、入居前から細かな規定をしっかり把握することです。

老人ホームや施設には「重要事項説明書」があります。この説明書を読むとどのサービスにどれくらいのお金が必要なのか理解できるようになっています。

見学や入居を決める前に、必ず「重要事項説明書」を確認しましょう。

重要事項証明書が手に入らない場合、自治体のホームページに掲載している都道府県があります。東京都や横浜市は、届け出のあるすべての施設の重要事項説明書が閲覧できるようになっています。

また、元気なうちにホームに入った場合は、介護度が上がった場合のことを考えて予算を組むと安心です。

長期にわたりホームのお世話になりそうな方は、予想外の費用をだいたい500万円ほど用意すると良いと言うアドバイスがありました。(介護施設に詳しいフィナンシャルプランナー岡本典子氏)

500万円はなかなかツライと言う方もいると思います。もし、予算がない場合、介護サービスの追加はなるべく抑えるようにすると良いですね。

新聞に紹介されていた方は、母親の好物の「和菓子」を持参するようにし、買い物代行費を減らすようにしているそうです。

このように、減らせる費用もありますので、思ったより高くなってしまった方は、まずは、どんなサービスをどれくらい使っているのか?を把握することが大切です。

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