グループホームの費用と条件 短期でも利用可能
2018/02/08
グループホームの費用は、月々10万円から30万円ほどです。入居一時金は、無料(0円)のところから数百万円と幅があります。
入居金がかからず、月々10万円ほどのホームもありますので、じっくり探して検討すると良いですね。
一般的な老人ホームは、都心から地方へ移り住むケースがありますが、グループホームは地域密着型サービスの一つですので、施設と同一市区町村に住民票のある高齢者が対象になります。
月々にかかる費用の中には、家賃・食費・光熱費、介護保険の1割自己負担額が含まれます。その他にかかる費用として、医療費やおむつ代などです。
住居費や食費は、収入に対しての補助などはありません。
短期でも利用可能
空きがある場合、短期受け入れ可能なホームがあります。1ユニットにつき1名ですが、30日以内の期間で利用できます。
短期利用の費用
・介護保険サービス費自己負担分
・居室使用料
・食事代
・その他(実費)
短期利用は、介護保険費用が若干高めになりますが、その他の費用は月額料金から日割り計算されることが多く、お試しで利用してみるのがおススメです。
共同生活に自信が持てない高齢者は、この短期利用が体験入所になりますね。
めぼしいグループホームが見つかったら、担当のケアマネージャーにその旨を伝えておくと話がスムーズに進みます。
グループホームの条件
入居条件は、要支援2、要介護で、終身利用も可能なホームもあります。
入居条件
一般的な条件です。
・入居年齢相談可
・要支援
・要介護
・認知症重度可
・保証人必要
・生活保護不可
・地域密着型(施設と同一市区町村に住民票あり)
などが主になります。
その他、特別な条件として
・認知症相談可
・保証人相談可
・生活保護相談可
など、個別に相談に乗ってくれるグループホームもありますので、すぐに諦めないで自分の条件にあったホームを探してください。
身体面については、入所の際審査があります。面談や診断書などから条件を満たしているかどうかが判断されます。
その他の受け入れ態勢について
グループホームは基本的に認知症患者受け入れ可能なホームですが、医療行為は行っていません。
その他の医療行為については、それぞれのグループホームの条件に従いますので、各ホームの条件を確認します。
上記は一例です。
病状などの条件には以下のようなものがあります。
介護食
流動食・嚥下食
リハビリ
糖尿病・インスリン
胃ろう
鼻腔経管栄養
スマート・人工肛門
在宅酸素療法
人工呼吸器
床ずれ・褥瘡
たん吸引
人工透析
気管切開
中心静脈栄養
カテーテル・尿バルーン
ペースメーカー
ALS(筋萎縮性側索硬化症)
誤嚥性肺炎
喘息・気管支炎
肺炎
結核
疥癬
梅毒
HIV(ヒト免疫不全ウイルス感染症)
ブドウ球菌感染症(MRSA)
アルツハイマー型認知症
血管性認知症
前頭側頭型認知症・ピック病
レビー小体型認知症
パーキンソン病
廃用症候群・生活不活発病
うつ・鬱病
統合失調症
リュウマチ・関節症
骨折・骨粗鬆症
脳梗塞・脳卒中・くも膜下出血
心筋梗塞・心臓病・狭心症
がん・末期がん
持病が心配な場合、必ずホームに入居する前に確認または相談してみてください。
グループホームの入居を希望している方は、下記の老人ホーム検索サイトで条件にあったグループホームに目星をつけ、詳しい情報を得るために資料請求をして見てください。
都道府県別と予算を入力することでより自分に合ったグループホームが見つかります。