得する実家売却法 親の家を売って老人ホームや介護費にあてたい
2018/07/25
現在一人暮らしをしている高齢者は急激に増えています。特に田舎の場合、子供たちが大学・企業と進むと都心で暮らすことが多く、実家に戻ってくることはまずありません。
田舎で両親、またはどちらかの親が一人暮らしで、年に数回実家に帰ると言うケースが多いですね。
親が元気で暮らしているうちは良いのですが、介護が必要になってくると問題は色々山積みになってきます。
まず、遠距離介護が始まります。寝込んだり入院したりすると頻繁に帰ることになります。
ヘルパーさんやデイケアーのお世話になりながらでも、一人で暮らしているうちは良いのですが、いよいよの時は、介護離職して実家に戻るか、老人ホームや介護施設のお世話になるかの選択を迫られます。
一般的には、老人ホームに入居するケースが多く、親が資産家の場合は問題ありませんが、老人ホームの費用はなるべく親の年金以内に収めたいものです。
しかし、国民年金で6万円くらいの受給ですと、その範囲で抑えるのはかなり難しいです。
費用の安い公的施設の特別養護老人ホームなどは待機者がかなりいますし、低所得者が優先されるケースもありますので、すんなり入るのはまずは無理でしょう。
民間の老人ホームはピンキリで、一時入居金0円、月額8万円くらいから、一時入居金0円~1000万、月額15万円~30万円くらいの老人ホームまで様々です。
親には快適な環境で暮らしてもらいたいけど、予算の都合なかなか難しいこともありますよね。
なるべく親の希望のホームに入居させたい場合、予算は思ったより高くなりますが、親が持ち家に住んでいる場合、実家を売却して老人ホームの費用にあてるのも1つの方法です。
都会に住む子供が田舎の家に戻ることはほとんどありませんので、今まで親の住んでいた家を売却して老人ホームの費用にあてるケースは多いです。
実家を売る
家を売るときは、少しでも高く売りたいと思うのが心情ですよね。
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自分の家の相場と言う物が分かりますし、すぐに売らなくても、イザと言うときに慌てないように知識を付けておくことが大切です。
また、最高の金額、最低の金額を知っていることで、売るときに有利に進めることができると思います。
親が認知などの場合
親の持ち家を売る場合、何らかの原因で親の認知機能が低下している場合は、子供の判断で勝手に売ってはいけないことになっています。
勝手に売ってしまうと、兄弟や親戚の間でトラブルになるケースがあります。
親が自分の判断で家を売れない状態の場合は、成人後見人制度を利用することになります。
なぜ、成年後見人が必要なのか、成人後見人制度とはどのようなものなのか、詳細はこちらです。
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