犬猫ペットと一緒に入れる老人ホーム　自分の死後ペットはどこへ？　

2014/10/30 2018/02/08

高齢者はペットと暮らすことで表情も豊かになり、話し相手にもなるペットは家族と同じです。

しかし、ペットと暮らしている高齢者が、老人施設に入居する場合、ペットを手放す選択を迫られます。引き取り手が見つからない場合、最悪の場合殺処分となります。

また、新しいペットを迎え入れたいが、自分の老後を考えると諦めざるを得ない現状もあります。自分が先に亡くなってしまった場合のペットの行く末を案じる人が多く、飼いたくても飼えない高齢者が多くいます。

実際、ペットを飼うことで寿命が10年延びるという説もあり、認知症も予防し、癒やし効果は絶大です。それなのにペットが飼えないなんて・・・

このようなことを言うと、「人間1人でさえなかなか施設に入れないにのペットのことまで考えていられない」と言う反応が返ってきそうですが、ペットと一緒に入れる老人施設は存在します。

一例を紹介しますと、神奈川県横須賀市にある「さくらの里　山科」です。

さくらの里山科は特別養護老人ホームで、定員は100名、ショートステイは20名のとても広々とした全室個室体制の老人ホームです。

個室は約8畳と広々とした部屋に、全室洗面台、介護用ベッドが設置されています。特徴としては、10室で1つのユニット（家）を作っています。

ペットがいるフロアとペットのいないフロアがあり、2階全てが、ペットと同居できるフロアです。ペットフロアは、半分が猫フロア、半分が犬フロアです。

共同生活室を中心に10部屋の居住スペースが取り囲み、この共同生活室と各居住スペースの前の広い廊下に犬や猫たちは自由に行動しています。

ペットたちは、ほかのフロアには行けないようにエレベーターの前にはフェンスが設けられています。ペットが苦手なほかの入所者への配慮もしっかりしています。

また、飼い主が先になくなってしまったペットたちは、さくらの里の職員がお世話をしています。これなら安心ですね。

ペットと一緒に入所しても、入所金は一般フロアの人と同じ金額です。さくらの里山科は、特別養護老人ホームですので、入所金はかからず、月々の費用も13万円ほどと格安です。

特別養護老人ホームでペットと入所できる施設を探すのは大変ですが、民間であれば年々増える傾向にあるようです。

ペットと暮らせる老人施設

そんな方は、【シニアのあんしん相談室】で解決できます！

0120-523-982
平日　9：00～20：00
土日祝　9：00～18：00