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みんなの介護

孤独な高齢者は認知症のリスク、死亡リスクが増大

      2016/04/17

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一人住まいのお年寄りがどんどん増えています。

健康なうちはいいのですが、病気になったり腰や膝が痛くなってくると、つい外出も控えがちになってしまいます。

そんな一人住まいのお年寄りにとって気になる情報が、日本経済新聞に掲載されていましたので紹介いたします。

交流頻度が低い人の認知症発症リスクは1.45倍

この情報は、日本福祉大と千葉大の合同チームが「社会的孤立が健康に及ぼす影響」について調査を行ったもので、5月26日の日本経済新聞で紹介されてました。

2003年10月時点で要介護認定を受けてなかった、65歳以上の男女1万2千人を10年間、健康状態を追跡したところ、孤立と健康について興味深い結果がわかったそうです。

それは、孤独な高齢者ほど、要介護リスク、認知症の発症リスク、早期の死亡リスクが高いという結果です。

【他者と交流する人との健康比較】
・他者との交流頻度 月1回~週1回
 要介護2以上になるリスク 1.4倍
 認知症の発症リスク   1.39倍
 早期に死亡するリスク  1.15倍

・他者との交流頻度 月1回未満
 要介護2以上になるリスク 1.37倍
 認知症の発症リスク   1.45倍
 早期に死亡するリスク  1.34倍

交流とは、別居する家族や親族、友人らと、会ったり電話やメールをしたりすることと定義されています。

この結果をみると、毎日人と話しをしたり、触れ合ったりすることが健康寿命を伸ばし、老化防止だけでなく寿命を伸ばすことにつながるということになります。

同居をしなくなった現代社会、やがて一人になることは致し方ないことですが、孤独な生活だけは避けたいですよね。

そう考えますと、自分で動けるうちは自炊しながら自立型の老人施設で暮らし、介護が必要になったら、対応できる施設へ移るのがベストかな・・と思います。

高額な入居一時金を支払い、一生安泰と思っていたら、いろいろなトラブルに巻き込まれ、退去を余儀なくされた人が沢山います。

その場合、5年を経過してれば、一時入居金の償却が終わり戻り金はゼロとなります。長期の住居費に充当されるはずの入居一時金が、5年で償却されるというのも納得いきませんが、ほとんどの契約はそのようになっています。

そんな理由から、本サイトは高額な入居一時金を支払う施設はあまりオススメしておりません。(もちろん、それだけの資産をお持ちの人は別ですが・・。)

私たち庶民の一番欲しい施設は、入居金0円、年金の範疇で生活できる施設です。

しっかりしたサービスを提供してくれる施設を、探してみましたので参考にしてください。

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