ALS・筋萎縮性側索硬化症に対応できる老人ホーム
2020/08/08
難病指定である「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」は、手足、のど、呼吸など全身の筋肉が徐々に萎縮していく病気です。
筋力の低下にともない、胃ろう、たん吸引、人工呼吸器などが必要となるため、医療機関との連携に加え、24時間の看護体制が必要となります。
医療法人が経営している有料老人ホームや、24時間看護職員が常駐、診療所が隣接している施設などが受け入れています。
「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」で老人ホームや施設をご検討の方は、全国にありますので、資料を取り寄せて検討してみてください。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)について
徐々に身体の力が無くなり筋肉を動かすことができなくなるのが筋萎縮性側索硬化症(ALS)と言う難病です。女性より男性の方が多いのが特徴です。
有名人も多く発症しており、企業家や重要なポストについている男性も多くいます。
世界的有名人では、ブラックホールの研究でおなじみのホーキング博士、中国では毛沢東、日本では川島雄三さん(映画監督)などがいます。
ALSと似た疾病には、ギランバレー症候群やパーキンソン病などがありますが、筋萎縮性側索硬化症は、身体を動かすための神経系(運動ニューロン)が壊れていってしまうため、脳から神経の命令が伝わらず、筋肉がだんだんと縮み、力が入らなくなってしまう疾病です。
重症になると、自発呼吸もできなくなるので、24時間体制での看護が必要になります。
ALSの患者さんが高齢化し、介護している人が何らかの原因で介護ができなくなったり、介護される環境がなくなると1人では生命を維持することも困難になります。
そのような場合は、ALSの患者さんを受け入れ対応可能な老人ホームを探す必要があります。