年金で海外移住生活マレーシア 日本に居るより幸せ ジョブチューン
TBSの番組「ジョブチューン」で、老後を海外で優雅に暮らす夫婦が紹介されました。
老後は海外で悠々自適、それも年金だけで暮らせたら最高と思っている方は、是非参考にしてみてください。
老後の海外移住はマレーシアが人気
現在、高齢者の海外移住で人気なのが、「マレーシア」です。
なぜ、マレーシアなのか?
マレーシアは、年間の平均気温が27度と温暖な気候で、物価の安さと比較的治安が良いことから高齢者に人気の国になっています。
マレーシアの高級マンションで悠々自適に暮らす夫婦
夫婦は、マレーシアの首都クアラルンプールに住んでいます。旦那様は68歳、奥様は66歳、マレーシアに移住してから7年経っています。
夫婦は、日本で生活するより充実したクオリティの高い生活を送っていると言います。
同じ金額で優雅に生活できるメリットを非常に感じているそうです。
2人の現在の年金支給額は月額約26万円。夫婦ともに働いていたからと言うことで、一般より多少高めですね。
では、月額26万円の年金でどのような生活を送っているのでしょうか?
住まい
夫婦は、クアラルンプールの空港から車で15分ほどにある賃貸マンションに住んでいます。
マンションは、150㎡の3LDKで、リビングダイニングが約50㎡、家具や家電付きで、すぐに暮らすことができるマンションです。
夫の寝室と妻の寝室の他、ゲストルームがあります。
11階からの眺めは、緑が多く最高だと言います。
マンションの共有スペースには、プールやトレーニングジム、テニスコートがあります。
家賃は日本円にすると7万円くらいと、日本ではありえない価格で借りられます。
食生活
夫婦は市場に買い物に行きますが、物価は安く、日本の3分の1程度です。
特に、肉や野菜など毎日食べる生鮮食料品が安いので助かっているそうです。
マレーシアは、外食文化が定着しているので、夫婦もランチはほとんど外食です。
夫婦が良く食べるランチに、パンミと言うあっさりしたヌードル(麺)があるのですが、その価格は、なんと1人前160円です。
そんな夫婦もいつもは日本食中心です。クアラルンプールには伊勢丹もあり、日本の食材は色々なスーパーで扱ているので材料に困ることはないそうです。
何でも手に入ると言うことですね。
気になる食費ですが、昼食をほとんど外食しても、2人で5万円以内だそうです。
コニュニティー
マレーシアには、クアラルンプール日本人会があり、会員数は約5000人。
蕎麦打ち同好会や麻雀同好会、社交ダンスなどの活動が活発で、交友の場が多く設けられています。
夫婦の1か月かかるお金
この夫婦の場合、
家賃 7万円
食費 5万円
光熱費 1万円
旅行などの雑費 8万円
と1か月の生活は20万円~23万円で収まるそうです。
贅沢をしなければ、17万円ほどで抑えることも可能で、一般的な年金額22万円でも暮らすことができます。
夫婦は、海外移住は良い選択だったと語っていました。
海外移住に必要なもの
海外移住には、10年間の長期滞在ピザが必要になります。
マレーシアは、比較的楽に長期滞在ピザが取れる国です。
資産が約1000万円以上、直近3ヶ月の収入が約30万円以上あれば、長期滞在ピザが取れます。
オーストラリアで長期滞在ピザを取る場合、資産が1億円以上必要だと言いますから、マレーシアが住みやすい国だと分かりますね。
年金で海外生活で気を付けること
まず、食事の面で苦労する可能性があります。日本食材が比較的簡単に手に入る国なら良いですね。
また、コミュニティーに入っていけない人は、孤立したり寂しさを感じることがあると思います。
積極的にコミュニティーに参加できる資質も必要だと思いました。
年金で海外移住生活、いかがでしょうか。