猫・犬・ペット受け入れグループホーム 認知症でもペットと入れる介護施設
2017/02/17
ペットは家族も同然ですが、高齢の飼い主が認知症になったらペットどころではありません。
もし、高齢の親が認知症になりペットを飼っていたらどうしたらよいのでしょう。
犬や猫などのペットを愛していた高齢者にとっては、ペットは癒しです。また、認知症にはアニマルセラピーが効果を発揮していると言う報告があります。
犬や猫によって癒されることでストレスが減り、認知症の進行を遅らせることも可能です。
ところが、認知症を発症するとペットどころではなくなってしまうケースが多いですね。
では、ペットと一緒に入れる介護施設ってあるのでしょうか?
認知症患者さんのためのグループホーム
グループホームとは、認知症の診断を受けた方が共同生活をする施設です。
生活の中にリハビリを取り入れ、今ある能力を失わず、より健康的な状態を保つよう工夫された施設です。
本人ができることは、なるべく本人がやります。認知症の程度によっては、軽症の方が重症の方のお世話をする場合もあります。
普通の有料介護老人ホームとは違い、管理者の指導の元、できる範囲で自分たちで家事を行います。食事も作ります。
毎日の家事や自分でできる範囲で人様のお世話を行うことで、脳や体の機能の低下を防ぐことができます。
これがグループホームです。
グループホームは、施設と同一市区町村に住民票のある方が入居対象となります。
有料老人ホームの入居金は、安いところから高いところまでマチマチですが、グループホームは比較的安い金額で入ることができます。
現在、グループホームは増加の傾向にあり、以前と比べて比較的入りやすくなっています。
しかし、ペットと一緒に入れるグループホームは、まだまだ数が少ないのが現状です。
ペットと一緒に入れるグループホームは少なからずあります!
愛するペットといつまでも一緒に居ることが高齢者の幸せですね。施設に入るからと言ってペットを手放すにはとても寂しいものです。
また、手放したペットを引き取る人がいなければ・・・ペットの生末が心配です。
そこで、ペットと一緒に入れるグループホームを是非検討してみてください。
ここでは、入居金0円、月額料金が12万円から15万円程度のグループホームを中心にご紹介します。
ひとつ注意が必要です。グループホームは、自分の住民票が施設のある地域と同一市町村でなければ入ることができません。
もし、お住まいの地域に希望の老人ホームが無ければ、住民票を移動すると言う方法もあります。
また、ペットと入れるグループホームは数が少なく人気がありますので、満員の可能性がありますが、移動もありますので、先ずは資料を取り寄せていつでも入れるように準備をしておくのも良いですね。