老人ホームは個室が良いか2人以上の相部屋が良いか
2018/02/08
老人ホームの検討を始めると、まずは個室が良いか相部屋が良いか選ぶことになります。
個室を希望するケースと相部屋を希望するケースをご紹介します。
ケースは、都市部で一時入居金が0円から10万円程度のホームと仮定します。(※高級老人ホームのケースは別途ご紹介します)
老人ホームは個室が良い
※画像はイメージです
まず、都市部で民間の老人ホームの場合、個室を選ぶと月額10万円以下の老人ホームは数がかなり少なくなり、探すのが困難になります。
ほとんどが食事を入れて12万円位からが相場で、トイレ付個室となると広さにもよりますが15万円ほどで希望が叶いそうです。
個室を選ぶ理由
面会に関しては、談話室などを設け、相部屋の場合、部屋での談話をなるべくしないよう配慮しているホームが多くなっています。
私の母の場合、個室を希望していますが、その理由の1つに身内がいつでも泊まれると言うことが大きいようです。また、宿泊する身内のために食事(申し込み制)も一緒に食べられるのも大きな評価点の様です。
大部屋で入院経験をしたことがある人なら分かるように、排泄したときに部屋に臭いがこもるなど不快に感じることがないのも個室のメリットです。
寂しくなったら、デイサービスのレクレーションに参加したり、談話室で仲間とおしゃべりをすれば、たえず孤独と言うのは避けられます。
老人ホームは相部屋が良い
※画像はイメージです
相部屋を選ぶメリットは、とにかく寂しくないことと、個室より価格が安くなるところですね。いつもいつも人の気配を感じたい方は相部屋が向いています。
相部屋を希望
相部屋も、2人部屋や3人部屋などタイプがありますが、気の合う者どうしが暮らせば生活が楽しくなります。1日中おしゃべりをして楽しく過ごすことも可能です。
また、人の気配があるので、何かあったときに安心もできます。
特に体が不自由になり、デイサービスで行っているレクレーションに参加できなくなって部屋に閉じこもるようになったとき、人がいるのはありがたいですね。
しかし、老人ホームの場合、出入りも頻繁にあるため、いつでも気の合う人と同室になれないこともあります。
気の合わない人と同室になった場合、余裕があれば部屋の変更も可能ですが、満室の場合、なかなかすぐに希望に沿えないこともあります。
このように、個室と相部屋にはメリットとデメリットがあります。
ホームを探す時、自分の性格や予算などを良く考えて個室か相部屋か決めると良いですね。