住宅型有料老人ホーム・サ高住でも面倒見と条件は施設によってこんなにマチマチ

      2017/03/21

老人ホームは、住宅型有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、グループホーム、ケアハウス、老健、特別養護老人ホームなど様々な「くくり」があります。

老人ホーム

病気になってもホームを出されることなく、気に入った施設に死ぬまで居たいと思っても、ホームの種類やサービス内容によってはホームを退去しなくてはいけないケースがあります。

施設の「くくり」によって「ルール」が鮮明に分かれていればよいのですが、最近、特にこの線引きがあいまいになってきています。

老人ホームのくくり

老人ホームと言われる中には、「介護付有料老人ホーム」と「住宅型有料老人ホーム」があります。

その他には、「サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)」もそうですね。(※食事の提供やデイサービス併設など行う施設が増えたため、厚生労働省は、2015年7月から「サ高住」を有料老人ホームの一種として位置づけています)

老人ホーム 概  要
介護付有料老人ホーム 介護保険法に基づいた介護事業指定を受けた介護施設
住宅型有料老人ホーム 外部の介護サービスを利用する介護施設とされていますが、デイサービスを併設している施設が増えているため、介護型老人ホームと同じくくりになりつつあります。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住) かつては、高齢者向けの設備やサービスがつけられた賃貸住宅でしたが、デイサービスなどを併設した「介護型老人ホーム」としての運営が増えています。

最近の「住宅型有料老人ホーム」は、居住者により良いサービスを提供するためデイサービスを併設している所が多く、入浴など身の回りの世話はデイサービスで済ますことができます。

しかし、この3つの老人ホームの境が利用者にとってはハッキリと分かりづらいですよね。

また、同じ「住宅型有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者住宅」でも、ホームによってサービスがかなり異なっています。

病気(認知症を含む)になったら出ていかなくてはならないホーム、病気になっても置いてくれるホーム、看取ってくれるホーム、看取りはできないホーム、この違いが同じ「くくり」の「住宅型有料老人ホーム」でも混在します。

サービス付き高齢者住宅(サ高住)も、施設によっては大規模デイサービスの運営を行っている施設もあり、インスリンなどの病気対応もOKと言う所が増えています。

「あ~、住宅型だからダメ、サ高住だからダメ」などと、「くくり」だけで決めてしまうと、せっかく自分の希望にあったホームなのに見逃してしまうことがあります。

ここでは、同じ「住宅型有料老人ホーム」なのに「サービスの内容はこんなに違った」ことについて、私の体験談を交えて比較してみたいと思います。

「ホームへの希望」をもって見学に

私と母は施設を選ぶ際、まずは、地元にどんな施設があるのか【老人ホームの検索サイト】でざっと調べ、その中でも希望地域と予算内のホームを洗い出し、パンフレットを送ってもらった後、見学にいきました。

※検索が苦手な方は、電話をすると希望の老人ホームの資料を送ってくれる電話無料相談もあります。

「シニアの安心相談室」
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数件のホームを見学したとき、同じ住宅型有料老人ホームでも、その内容に大きな違いがあることに驚きました。

母の希望は下記のようなものでした。

身の周りについて

  • 食事を提供してほしい
  • 入浴介助が必要(一人でお風呂に入れない)
  • 洗濯・掃除などの家事
  • 一人部屋(個室)
  • 予算が合えばトイレ付
  • 家族がいつでも泊まれること

老人ホームサービス

病気と死に方について

  • 万が一入院しても戻ってこれる
  • 延命療法はしたくない
  • 病院で死にたくない
  • 最期を看取ってほしい
  • 緑内障で失明の可能性があるので失明しても面倒を見てほしい
  • 認知症になってもホームを移りたくない

このような母の希望がどれくらい受け入れてもらえるのか?

同じ住宅型有料老人ホームでも大きな違いに驚く

1件目に見学に行った施設A

施設Aの月額利用料は、105,000円から140,000円。

施設は最近できたばかりでとてもキレイで清潔。身の回りの希望についてはほぼ希望が叶いました。

見守りやナースコールもしっかりしているし、デイサービスも併設しているので、気に入りました。

ところが、目が見えなくなったり、認知症(程度にもよる)になるとホームを退去することになると言われました。

医療が充実していないので、病気になるとホームにいるわけにはいかないのです。

受け入れ条件の中には、要支援・要介護受け入れとありますが、詳しく話を聞かないと見えてこない部分があります。

ここは、母の希望に合わず、この施設は断念しました。

2件目に見学に行った施設B

施設Bの月額利用料は、110,000円。

ここは、母の希望をほとんど受け入れてくれるホームでした。全盲になっても、重度の認知症になっても最後まで面倒を見てくれます。

往診してくれる医師がいます。最期を迎えるときは、病院に入院することなく静かに看取ってくれます。

比較的安価な利用料なのに、居室は綺麗でスペースは広く、そのうえトイレ付でした。

デイサービスを併設しているので、そこでは毎日「足湯」のサービス(月額利用料内)もあります。

また、母が気に入ったところは、身内がいつ来て泊っていっても良いと言うことでした。

遠方に住んでいる私が頻繁に来て、泊っていくことを想像しているようです(汗

母は、この施設に決めました。

ただし、条件が良いだけあって満室。現在3人待ちということで、予約の受付を済ませて帰ってきました。

このように、同じ「住宅型有料老人ホーム」で同じような利用料なのに、サービスの内容はこんなに違うのです。

早めの対応で気に入ったホームに入れる

母の入居は、緊急性がなく「今すぐ」ではなかったのが幸いです。

早め早めに見学し、ホームを決めておくことで、希望のホームに入ることができると言うことを痛感しました。

緊急に入る場合は、わがままは言ってられず、金額も思ったより高めになることがあります。

早めの対策でより良いホームに入居できる可能性が高まります。

老人ホーム見学時に質問したこと

1.もし失明しても置いてくれるか?
2.もし認知になっても置いてくれるか?
3.もしガンになっても緩和ケアの対応してくれるか?
3.最期を迎えるときホームで静かに看取ってくれるか?
4.入院(短期)しても戻ってこれるか?
4.デイサービスでリハビリ(体操)はあるのか?
5.お風呂は週何回まで入れるか?
6.家族が泊まれるか?
7.部屋の掃除
8.洗濯
9.外出の付き添い
10.介護保険の枠を超えた場合のそれぞれの料金
など

介護保険の枠以外のサービスの料金は、ホームによって細かく設定されています。

例えば、お風呂は月額利用料では、週3回と決められていましたが、本人が希望した場合、実費はいくらか?

これは、ホームによってマチマチですが、母のホームは、1回500円でした。ちなみに、見学した他のホームは1回800円でした。

ちなみに、家族が宿泊した時、事前に申し込めば、家族の食事(有料)も用意してくれるホームもあります。これは助かりますね。

月額利用料の他、別途かかる費用

住宅型有料老人ホームには、月額利用料の他、その方の希望により介護保険以外の別途サービスを追加することができます。

その場合、何にどれだけかかるのか?を大まかに把握しておくと、月額利用料の他にいくら必要なのかが見えてきます。

ある施設Cのサービス利用料金です。(価格は2017年のもので変更される可能性があります)

サービス利用料金表(あくまで参考程度に)

内   容 単位 金額(円)
オムツ 紙おむつ 1袋 2,500
リハビリパンツ 1袋 2,000
ワイドパンツ 1袋 1,500
尿取パッド 1袋 500
日用品 おしりふき 1個 250
トイレットペーパー 1袋 400
ティッシュペーパー 1袋 300
歯ブラシ 1本 200
入れ歯洗浄剤 1箱 600
衛生品 吸引チューブ 1箱 100
手袋 1箱 220
介護サービス 病院の付き添い 2時間 3,500
外出の付き添い 2時間 3,500
買い物代行 1時間 1,000
入浴介助 1時間 800
おむつ交換 1日 1,000
食事介助 1日 1,000
個室掃除 1回 1,000
入院中の洗濯代行 1回 1,000
入院時の付き添い 2時間 3,500
特別介護 1回 1,000
嚥下食・大盛等特別調理 1か月 4,500
レクリエーション 参加費・材料代など 実費
体験 体験入所 1泊2日 3,500
(3食込)

これは、あくまで一例ですので、価格はホームによって異なります。

各種加算対象額(あくまで参考に)

ホームや施設によっては、負担額を「単位」で表記している所もあります。

下記は、ある施設Dの利用料金表の加算対象額です。(※1単位は10.33円程度ですが、1単位の額は変更になることがあります。)

加算対象額 利用者負担額(1単位:10.33円)
入浴加算 50単位/回(約516円)
個別機能訓練 50単位/日(約516円)
認知症加算 60単位/日(約620円)
中重度者ケア体制加算 45単位/日(約465円)

このように、介護保険で何を優先したいか、どんなサービスを実費で補いたいか、それは人によって違います。

介護保険で収まらないサービスは、きちんと金額を把握して、自分の予算内で収まるよう上手に利用したいですね。

ちなみに、母の住宅型老人ホームは、月額の費用は11万円ですが、そのほか、レクリエーションやヘルパーさんなどを利用しても多くて15万円で収まりそうです。

サービスを使いたいだけ使っている人でも18万円くらいで収まっているようなので、ホーム選びには、雰囲気の他、各サービス利用料金も頭に入れておくと良いですね。

私が親の老人ホームを決める際に、パンフレットなどを送ってもらったのは、【HOME'S(ホームズ)介護】です。

もちろん、パンフレットなどの資料請求は無料です。その後、しつこい勧誘電話などはかかってきませんでした。

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